戦後時代の名将・上杉謙信の祖父である長尾能景が、父・重景の菩提を弔うため1497年に建立した寺院です。ここで謙信は名僧・天室光育の厳しい教えのもと、7～14歳までを過ごしました。戦国の武将の中でも教養が高く、信仰心が篤い謙信の素養は、この時期に培われたと言われています。周りには春日山城と支城群や謙信墓所、川中島合戦の戦死者の供養塔もあるので、合わせて回るのがおすすめです。また、境内には宝物館があり、生前描かれたものとして唯一現存する謙信の肖像画をはじめ、謙信ゆかりの品々を見ることができます。