広島観光は自然あふれる「三景園」から!アクセス良好の広大な日本庭園

三景園は、広島空港から徒歩3分ほどでアクセスできる回遊庭園。広島の「山、里、海」という対照的な3つの風景をモチーフに、広島の雄大な自然と日本の伝統的な庭園を体感することができます。
アクセス良好な広島の日本庭園
三景園の紅葉(写真提供:広島県)
三景園は、広島空港の開港を記念して1993年に開設されました。広島の「里・山・海」がモチーフとなっており、6ヘクタールという広さの中で、自然を生かした里のゾーン、山のゾーン、海のゾーンとに分かれています。
四季を通してあちこちで様々な花が咲くことも大きな魅力です。春には、園内に植えられた70種類の梅を楽しむことができます。ピンクの花びらの下を散歩すると、甘い香りに包まれます。梅雨の時期から夏にかけては、特に人気のあじさいが園内中に咲き乱れ、「花まつり」が開催されます。そして、秋には赤、オレンジ、黄色と色とりどりに染まる紅葉も楽しめますよ。
厳島神社をイメージ?伝統建築と自然のコラボレーション
池では鯉に餌やりができる(写真提供:広島県)
園内でも特に目を引くのが入り口を入るとすぐに現れる「潮見亭(ちょうけんてい)」です。潮見亭は、茶室の特徴を取り入れた、日本らしい建物のこと。目の前には瀬戸内海をイメージした「大海」と呼ばれる大きな池があり、その周りには宮島の厳島神社をイメージした回廊が巡らせられています。池には約450匹の鯉が泳いでいて、回廊から餌をあげることもできます。里のゾーンにある「里の池」でも鯉の餌やりができますよ。鯉が活発に活動する暖かい季節には、鯉の方から餌を求めて集まってきます。
秋になると、穏やかな風が吹き、静まり返った空気の中で、色づいた紅葉と潮見亭が池に映り込む様子を見ることができます。冬の間は、水の表層を氷が覆う様子も見どころです。
ワイルドでリアルな「三段の滝」
迫力ある「三段の滝」(写真提供:広島県)
もう1つの見どころは、自然林を生かした山のゾーンにある「三段の滝」。人工の滝ですが、落差14m、毎分2tの水が迫力満点に流れているので、実際に近くで見てみるとその力強さに驚かされます。水の音が耳に心地よく、四季を通して楽しめます。
写真提供:広島県
まだまだ見どころがたくさんある広大な三景園。広島空港に降り立ったら、まずここから広島の旅をスタートするのはいかがでしょうか?
Sponsored Links