千葉県鴨川市にある大山千枚田は、375枚の田んぼが山の斜面に連なる棚田です。「日本の棚田百選」のひとつで、東京から一番近い棚田の里としても知られています。
大山千枚田は雨水のみで耕作を行っている日本で唯一の水田で、貴重な動植物も多く生息しています。今でも人の手によって美しい景観が保たれており、田植えや稲刈り体験、棚田オーナーの受け入れ等の農業体験の場も提供しています。
10月下旬には「棚田の夜祭り」が行われ、10,000本のLEDキャンドルと3,000本の松明が夜の棚田を照らします。同時にステージイベントやエンディングの花火も行われ、お祭りを盛り上げます。祭の期間が終わった後も、LEDキャンドル10,000本によるライトアップ「棚田のあかり」が1月初旬まで行われ、昼の棚田とは違った幻想的な雰囲気が楽しめます。