兵庫県の日本海側、城崎温泉からも車で10分ほどの距離にある日和山海岸(ひよりやまかいがん)は、円山川の河口から竹野海岸東まで続くリアス式海岸で、絶景スポットとしても人気があります。
海岸下には力強く波打つ日本海が広がり、波しぶきが岩肌に打ち付ける様子は迫力満点です。天気がよく見通しが良い日には丹後半島を眺めることもできます。
日和山海岸沖に浮かぶ無人島「後ヶ島（のちがしま）」は日本の有名な昔話、「浦島太郎」にまつわる島で、竜宮城のようにも見える東屋（あづまや）が建てられています。夕暮れ時にはこの東屋のシルエットが夕陽に照らされぽっかりと浮かび上がり幻想的な雰囲気に。日の出の時間には東屋に光が差す光景が神々しく、さらに秋から冬にかけては気象条件が良いと一面が霧で雲海のようになり、神秘的な景色が広がります。1日の中でも季節によっても、訪れる度に違う美しさの絶景に出会うことができるでしょう。