静岡県富士宮市にある富士山世界遺産センターは、ユネスコの世界文化遺産に登録された富士山を、後世に守り伝えていくために作られた施設です。敷地内は、展示棟、北棟、西棟の3棟で構成されており、歴史や自然など、富士山について様々な角度から紹介しています。

注目は、木格子で覆われた逆円すい形のフォルムが特徴の「展示棟」。木格子には、「富士ひのき」が使われています。内側は、らせんスロープになっており、壁面には四季折々の富士登山道の風景が映されています。スロープを歩いていると、まるで富士山を登っているような体験ができます。

最上階にたどり着くと、富士山を一枚の絵のように眺めることができる展示スペースがあります。カフェ・レストラン併設しているので、美しい眺めを楽しみながらゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。