自然の美しさと伝統を訪ねる佐渡島の観光スポット。青の洞窟も。
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賑やかな都会の喧騒から離れ、夏の秘密の隠れ家的な場所になっている佐渡島。新潟県から約50km離れた日本海側の西海岸に位置する漁師町で、かつては銀山や金山で有名な町でした。ダイビング、スキューバダイビング、サーフィンなど、マリンスポーツ好きにはたまらないスポット。また、島の南にある「青の洞窟」はその名の通り、イタリアの青の洞窟を思わせる美しい洞窟で「佐渡版 青の洞窟」と呼ばれています。
佐渡島の美しいビーチとウォータースポーツ
佐渡島には多くの海水浴場がありますが、そのうち7つの海水浴場がライフセーバーを設置している公式の海水浴場として認められています。4月から9月末の夏の間は、スキューバダイビング、シュノーケリング、SUP、ラフティング、バナナボート、サーフィンなど、あらゆるタイプのマリンスポーツを体験することができ、家族やカップル、友人と遊ぶには最適な場所となっています。中でも、佐渡島で特徴的な体験といえば、島最大の溶岩洞窟である「青の洞窟」を探検することです!初心者でダイビングライセンスを取りたい方は、3日間のコースがおすすめ。
きれいな海水浴場
マリンスポーツが苦手な方でも、ご安心を!佐渡島のビーチはとても美しく、白い砂と透き通った海を間近に見るだけでも感動できます。また、バーベキューエリアやキャンプ場を備えたビーチもあります。例えば、「城が浜海水浴場」は、透き通った海と白い砂浜が特徴の人工海水浴場で、近くには日帰り温泉を楽しめる「サンライズ城が浜」や「あかどまり城が浜温泉」という宿泊施設が隣接しています。1日海水浴をした後は、シャワーを浴びたり、温泉でリラックスできますよ。
宿根木:伝統の美しい街並み・漁法を残す町
タイムスリップしたような宿根木の町並み
佐渡島の最南端に位置する宿根木(しゅくねぎ)は、江戸時代末期から明治初期にかけて栄えた町で、その昔ながらの美しい街並みは重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。17世紀に佐渡金山が栄えた後、船主や船大工が集住していた寄港地として機能していました。
たらい船
現在でも、たらい船に乗ってアワビやサザエ、海藻などを捕る漁が行われており、佐渡のシンボルかつ遺産となっています。たらい船は、3〜4人乗りの設計になっているため、狭い場所にも入ることができます。
船に乗って青の洞窟へ
青の洞窟
宿根木のすぐ隣にはぜひ一度は目にしたい「琴浦洞窟群」があります。打ち寄せる波によって岩肌が削られて形成された洞窟です。周辺には約11ヶ所もの洞窟があり、中でも最大のものは「竜王洞」と呼ばれています。太陽の光が差すと、オーシャンブルーに美しく光るため、「佐渡版 青の洞窟」と言われています。
目を奪われるような美しい青
その青さが美しいだけでなく、天気の良い日は海底が見えるほど水が透き通っています。竜王洞を訪れるベストタイミングは、日の光が海に深く入る午前11時頃。全ての条件(天気、日差し、波など)が良ければ、目を見張るような美しい海の青を撮影することができるでしょう。
また、シーカヤックやたらい舟、モーターボートで洞窟の中を探検することもできます。ゆっくりと自然が作り出した芸術を観察したり、探検してみてください!
竜王洞は、新潟県佐渡市にある溶岩洞窟です。琴浦の洞窟の一つで、太陽光が反射して海の色が青く見えることから「青の洞窟」とも呼ばれています。特に、太陽が雲に遮られていない時は、綺麗なオーシャンブルー...
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